その葛藤と焦燥。

Patch「3.3」の情報が発表されたようである。だけれども、ボク自身は「3.0」にすら到達していない。

タイムリーに確認していたわけではないので、その実装がいつごろかはわからないが、これはますますもって危ない状況である。

何が「危うい」のかといえば、ボクの進行状況である。

「照準」として合わせているのは、Patch「4.0」の追加ディスクが出てくるまでにはすべてを終え、その「お祭り」状態を1ユーザーとして、新しいサーバーでタイムリーに体感するコトである。

これまでの経験則として、「まあ、開発速度は遅いだろう」と高をくくっていたのだが、「開発速度」は変わらないのだけれども、想定以上にボクの「進行速度」が遅いコトが気になっている。

「すべてを終え」に含まれるのは、メインクエストの終了と、ヒルディなどの主要なサブクエストの終了、上位ダンジョンを除くすべてのダンジョンの解放、その時点でのアニマ・ウェポンの完成であり、これらを終了したのちに全裸待機で「4.0」を迎えるのが理想である。

だが、とにもかくにも「メインクエスト」を進めなければ、行動範囲も広がらない。これが最優先事項である。それを進めてはいるのだけれど、そのなかでボク自身の勝手な「葛藤」も生まれてくる。

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Lv.50を迎えてからは、Lv.50用のダンジョンが数多くあるものの「イシュガルド」に行くまで「レベル制限」もないため、レベリング自体をする必要がない。つまり、「メインクエスト」上で関わるもの、行かざるを得ないもの以外はスキップできる。

当然、ボク自身も最短で「メインクエスト」を消化しているため、「行かなくて済む」ダンジョンは開放すらしていない。レベリングや装備をそろえる必要もないため、周回もしていない。装備はダンジョン周回で得られる装備より上のものがマーケットで買えるからである。

だが、そうなるとLv.50で増えたスキルを使う機会がない。これまで「イシュガルド」などの実装前には、このLv.50のダンジョンを周回するなどして、新しいスキルを含めた「スキル回し」の練度を高めてきた。その機会を、今回は完全に喪失しているのである。

もちろん、機会を見つけては「木人」なども叩いている。叩いてはいるが、ダンジョンにはギミックもあるため勝手も違う。Lv.50のダンジョンや蛮神戦に関していえば、現時点では装備の差も天と地ほどもあるのだけれども、合わせて練度の差でもPTに貢献できていない。

「なら、周回して練習すれば良い」と思われるかもしれないが、そこには「進行速度の問題」が介在している。そう、「時間がない」のだ。

まったく触ってすらいない近接系(Melee)ではなく、多少心得のある遠隔系(Range)かタンクにしておけばよかったと後悔している。ちなみに、ヒーラーは触らないスタイルであるし、今更やり直す時間もまた、無いのである。

ただ、これはボクにのみ顕在化した問題なのであろうか。今から始めているユーザーにも言えるコトなのではないだろうか。Lv.50のダンジョンが持つ本来の“意義”とは、レベリングやトークンでもなく、現状のスキル回しに対する“練度の向上”なのではないかと考えている。

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正当なRPGとしては、徐々にステップアップしていきながら強くなる。それはレベルや装備だけではない。「FF14」にはスキル回しという「練度」のステップアップも必要なのではないかと考えている。

Lv.50のダンジョンを段階的に回ることで、“慣れ”としての「練度」も段階的に上がっていく。だが、そこで得られるものは、今のところ多少のトークンと「練度」という概念的なもののみである。

そのステップアップの機会を受け入れるか否かは、現在ユーザー自身に託されている。もちろん、ボク自身のように「やらない」という選択も可能であり、間違ってもいない。それはユーザーに提供されたシステム上のルールなのだから。

もちろん、「イシュガルド」に到達すれば、そこから派生するダンジョンでは「レベリング」も「装備更新」も必要となるから、新たに周回する必要がある。「スキルがある程度そろってきてから練習すれば良い」というのもわかる。ボク自身もそう腹をくくっている。

その覚悟を裏打ちするように、たまにメインクエストでからむLv.50ダンジョンや蛮神戦に行くぐらいでは結構まともに動けないものである。「練度」によってスキルのボタン配置も精査できないものだから、「ああ、うまいこと使えなかった」ということも多い。

そういった事象に対し、ネガティブに考えるのであれば、Lv.50のダンジョンを周回し、「練度」を上げることをおすすめするし、まわりに「練習させてもらえる環境」があるのであれば、協力をお願いするコトも良いかもしれない。

ボク自身はネガティブにとらえるものの、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ぐらいに、「えいっ!」との気合いだけで、コンテンツファインダーに突っ込んでいる状況である。なので、突っ込むには多少の気力がいるのである。

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Lv.50ダンジョンが抱える闇を念頭に認識しておくことで、その現状を知れば、うまく動けないヒトに対する理解も広がるかもしれないと考えている。後は、ボク自身の壮絶な言い訳である。

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Author: helio Shinryuサーバーで、ララフェル召喚士として、がんばると決めた! 「FF14 BLOG ANTENNA」の運営もがんばっちょりまっする!