平常への渇望

この広大な地球に比べれば、ボクの悩みなどちっぽけなものである。

ただ、地球の“広大さ”こそ、ボクの人生にとって「どうでも良い」話であり、半径4~5メートル圏内で起こるコトのみがボク自身の“すべて”なのだから、しかたがないのである。

相も変わらず、キーボードによる操作に慣れるために、いろいろと試してはいるものの、なかなかうまく動かせない“もどかしさ”から抜け出せないでいる。

単なる「移動」に関しても、ある程度の大雑把な動きに対しては対応できるものの、「あと少し距離が足りない」などとなると、「あれ、前進ってWだっけ。あれ? W押してない……。ちがうの押してる……。」とか、一度頭で理解しないといけなくなる。

これまでレバーを倒せば動くという直感的なものだったのが、まさか、キーボードを打刻して移動するという、もはや概念的なものを養わなくてはならないのである。

まあ、これに関しては「習うより慣れろ」な部分なのかもしれない。

問題は、「スキル回し」とか言われている部分かなと思っている。

例えば、普通にリキャストが発生するスキルを数字の「1~9」などのキーに割り当てる。次にバフなどのインスタントスキルを「Ctrl+1~9」などに割り当てるとする。

すると、リキャスト毎にインスタントスキルを2つほど挟まないといけないわけだから、

「1」→「Ctrl+1」「Ctrl+2」→「2」→「Ctrl+3」「Ctrl+4」→「3」→「Ctrl+5」→「1」→「Ctrl+6」……

などを、打刻しながら、かつ「移動」もすべて左手で行わなければいけなくなる。

「コレ、現実的にムリぢゃね?」というのと、「右手が普通に遊んでるけど、大丈夫?」などの疑問も生まれてくるのである。

もしかしたら、慣れない「移動」にナーバスになっているのかもしれない。

実際には「そこまで移動などはしない」のかもしれないし、「カメラを移動させる必要性もない」のだから、右手をマウスから離し、テンキーでスキルを出すということも可能かもしれない。

ただ、このゲームに関していえば、「敵の攻撃は絶対に喰らってはいけない」し、たまに「背後の柵が壊れたら、壊れていない箇所に移動する」や「背後のエフェクトを背負わないように移動する」などのカメラを移動させる必要性もある。

仲間内なら笑って済ませられるようなコトでも、それは野良では通用しない。また、あわせてキッチリと決められた「スキル回し」を行使することで、アタッカーとしてDPSを出さなければならないという問題まで存在するのである。

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「なにか、キーボード操作に対して、抜本的な考え方が違うのではないか」……そう疑問を感じ、「なにか動かし方のコツなどはないだろうか」とGoogle先生に尋ねてみる。

しかし、検索結果として出てくるのは、「FF14の操作はキーボード派かパッド派か」などという、不毛な議論しか出てこない。

これは、なにか民族性なのか、日本人は本当にくだらない議論が好きである。「酢豚のパイナップルの是非」や「容姿は良いけど性格の悪い彼氏(彼女)か、容姿は良くないけれど性格の良い彼氏(彼女)か」……etc。

そんなものはどうだって良いし、そもそも他人の趣味趣向やフェティシズムになんて興味すらないのだけれども、「大多数を是として安心する」という国民性なんだろうなと、非常に感慨深いものがある。

コレを語り続ければ、夜が明けてしまうであろうコトは容易に察しが付くのだけれども、本題に対して脇道も脇道なので、本題に戻すコトとする。

「キーボードが良い」とする意見を見ていても、ボク自身の問題を解決する、またはブレクスルーがうまれる意見というのは皆無であった。

ただ、さらに「キーボード操作」で調べてみると、「G600などの多ボタンマウスの使い方」などのページが見つかる。「G600」とは、マウスの側面にボタンがいっぱいついたものである。

「ああ、なんか、卵的なものを腹に抱えた甲殻類に似ているなあ」というのが第一印象である。

「なるほど、コレならたしかに“マウスにテンキーが付いている”イメージで使いやすいかもしれない」と思うのだけれども、反対に「このマウス買う値段で、コントローラー2~3コ買えるのだけれども……」という疑問が沸いてくる。

「キーボード派かパッド派か」という議論に照らし合わせてみれば、「キーボード派」が「G600」前提であるならば、「コストパフォーマンス」を考慮するならば、「パッド派ぢゃね?」という気がするのは、ボク自身が「パッド派」だったからかもしれない。

ただ、「パッド派」を否定するならば、「それ、故障ぢゃなくても、突然14ちゃんでだけ動かなくなるよ?」というコトのみである。

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操作に慣れる、あるいはブレイクスルーが起きるまでは、アタッカーとしては停止かなと思っている。

と、いうか、こんなところで足踏み状態である。そもそもが、「試しに」やってみるみたいなコトが、そもそもできないのがもどかしいのである。

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Author: helio Shinryuサーバーで、ララフェル召喚士として、がんばると決めた! 「FF14 BLOG ANTENNA」の運営もがんばっちょりまっする!